日本に馴染んだフランス語 ミルフィーユ
- Mie Tanaka Faucher
- 30 août 2019
- 2 min de lecture
日本語には表意文字の漢字以外に、表音文字のひらがなとカタカナがあります。ひらがなが和語(昔から日本にある言葉)や文章に使われますが、平安時代には速記記号として使われていたカタカナは今まで日本になかった外来語の音を日本語のカタカナで表して、日本語に取り入れることが簡単に出来る便利な側面があります。そのため、日本になかった言葉は 英語やオランダ語やポルトガル語などから沢山の言葉が取り入れられて、長い間に当たり前のように使用されています。もちろんフランス語由来の言葉も沢山あります。
フランスから入ってきた食べ物や料理の名前などはほぼそのままカタカナになっているものが多いです。例を挙げると、カフェ、カフェオレ、ショコラ、クロワッサン など。
しかしながら、なぜがちょっと違って伝わったものがあったり、違う使い方や一部の意味のみで使用されてしまっているものも少なくありません。
食べ物、お菓子やパン、料理の名前などは意外ときちんと再現されていますが、ケーキのミルフィーユを日本で言うようにフランスで言うと通じないかもしれません。
ミルフィーユはフランス語で「千枚の葉」と言う意味のケーキの名前です。mille-feuillesなので、ミルフイユまたはミルフウユの方が発音が近いかもしれません。パイ生地が沢山重なっている様子からその名前になったと言われています。
ミル=mille(千)はいいとして、フィーユと発音するとfille(s)女の子に近い発音になってしまいます。千人の女の子になってしまうので、注意が必要です!パティスリーで女の子を千人買わないようにお願いします。
逆にフランス人の方はMille Feulles正しく発音すると日本人には通じないかも知れないですね。


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